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 『Lake Malawi Cichlids from Tanzania』  『Aqua Lex catalog』
私がマラウィシクリッドを始めた90年代半ば頃は、主にタンザニアからの入荷でしたので、ショップでいつも確認のために見ていた書籍がこの本です。その意味で私のシクリッド生活のスタートと言える本ですね。著者のAndreas Spreinat氏に関しては、『AquaLex』の表2に写真入りで掲載されています(まだお若い)。紹介によれば10代の頃からマラウィシクリッドにハマり、そのまま人生をマラウィシクリッドと共に過ごしているとう凄い「シクリッド馬鹿」と言える方です。 マラウィシクリッドをこれから始める方であれば、一番のオススメが本書です。現在はUがハードカバーで発行されていて、私が持っているTは廃刊となっていますが、構成は基本的に変わりません。カタログ形式で日本に入荷している個体を種レベルでおおよそ特定することができます。まずどんな種類がいるのかを調べるためのカタログとして1冊持っておいて損はありませんし、洋書の入門書として手頃なのではないでしょうか。
 『MALAWIAN CICHLID FISHES』  『Aqualog African CichlidsV MalawiU』
今日のマラウィシクリッドの属体系はDr.David H.Ecclesと共著されたDr.Ethelwynn Trewavasによって骨格が作られました。トレワバス女史の長期に渡る活動(1928年から1961年と30年以上)に対し、本著の発行は1989年ですから、研究とは何と地道で人生をかけなくては成し遂げられないものなのでしょう。その偉業に本当に敬意を称しながら中身を見たい、そんな気持ちになります。残念ながら入手は現在では非常に困難だと思いますが、この偉業無くして現在の体系はないということを知っておきたいものです。 Aqualogシリーズはマラウィシクリッドのみではなく、アクアリウム全般に渡ってシリーズが発刊されています。シリーズの中ではプレコシリーズなどは、Ljm認のためには、大変重要な書籍と言えますが、マラウィシクリッドの場合には、このシリーズよりは、『AQUALEX』の方がポピュラーといえますね。体裁は『AQUALEX』と同じ図鑑形式ですが、MalawiUは、アウロノカラ属を中心に、レスリノプス属、タエニオレスリノプス属だけで1冊ですから、かなり詳細に個体フォトが掲載されています。
 『Malawi Cichlids in their natural habitat 3rd』  『MALAWI CICHLIDS in their natural habitat』
私のサイトの中で、コニングスの3rdと言うと、本著を差しています。1stは1989年、その間に2ndを経てこの3rdは2001年に発刊されていますから、実に10年以上の熟成がなされているのが本著と言えます。その内容は膨大で、写真を見るだけでも十分楽しめる1冊です。ほぼすべての写真が現地で実際に生息している写真で、地域変異も豊富に掲載されているので、現在日本に入荷している個体はまず網羅されていると言っていいでしょう。何か調べ物をしようとした時に最初に紐解くのは本著ですね。 ad Koningsの代表的な著書『・・・in theirnatural habitat』の1stです。発刊が1989年と丁度『MALAWIAN CICHLID FISHES The classification of some Haplochromis genera』と同時期であり、この年がいかにマラウィシクリッドにとって、エポックメイキングな年であったかということに頷けます。現在は4thが発刊されていますから、こちらを入手する必要は特にはありません。ただし分類の変遷という点では現在でも意味のある1冊と言えます。さらに3rd、4thでは収容されていないフォトの中には、レアながら現在入荷しているタイプも存在します。
 『Back to Natuze』  『OFFSHORE CICHLIDS of LAKE MALAWI』
Back to Natuze シリーズは、マラウィシクリッドのみではなく、タンガニイカ、やキャットフィッシュと幅広いラインナップです。128Pと少々ボリュームは少なく、1種1種の解説もそれほど長くはないので、他の解説書を持っている場合は、あまり必要ではないかもしれません。ただし写真は、興味深いカットが収納されています。例えば中表紙のTy.ニグリヴェンテルは、メス個体の稚魚を連れたフォトを採用していますが、この子連れフォトの稚魚の先頭にはTy.ニグリベンテルではなく、ミロクロミスの仔が1匹だけ混ざっています。こういう写真を掲載する遊び心がいいですね。 この書籍は、ほぼ文字ばかりで写真は少なくモノクロがほとんどで、40p弱がカラー写真ということで、よほどのマニアの方でないと面白くないでしょう。ただし通常なかなか見られない属の貴重なフォトが収容されていますから、必要になってきます。特に日本に未入荷のディプロタクソドンやパリドクロミスといった貴重な種の写真と解説が掲載されています。この点は、著者G.F.ターナー博士の得意な分野ですから当然といえば当然ですけど。タイトルはオフショアですが、沿岸域に生息する種に関しても掲載されています。
 『A Guide To The Tanzanian Cichlids of Lake Malawi』  『A Guide To The Fishes of Lake Malawi National Park』
Laif DeMason氏の著書です。1995年に発行されています。ですから属名は写真はほぼ現地での水中フォトか採集フォトです。画像は不鮮明なものが含まれていますが、現地の写真というだけで貴重です。内容はDeMason氏の著書らしくマイアミ便での入荷個体の表記がチラホラ見られます。例えばTy.ニグリヴェンテルにSP個体としてオレンジスポットが別に掲載されており、最近は表記を見なくなりましたが、当時の入荷が思い出されます。
この書籍はおそらく非売ではないかと思います。WWFが発行している国立公園のガイドブックで佐藤哲先生からマニアオフ会を開催した時にいただきました。これだけでも十分宝物なのですが、中のフォトがほぼ未掲載の内容であり貴重です。
 『Aqua magazine 7 』  『Aqua magazine 30 』
数少ない日本の専門図書です。アクアマガジンシリーズはマラウィシクリッドだけでなくシリーズ全体を通して充実した内容です。今でも時々見返します。個体の素性はすべてワイルド個体という訳ではなく本来の体型からずれた個体も見られますが、写真の処理がナチュラルで見やすいです。今は古本でしか手に入らないはずですが、1冊手にして損はありません。 アクアマガジンシリーズは初期の中綴じ製本から後半は無線綴じとなりボリュームがアップしました。しかしアクアマガジンの深い内容はずっと維持されており、この30号も内容は非常深いです。マラウィシクリッドを網羅的にという内容ではありませんが、その分テーマが絞られています。末尾のマニア訪問のコーナーも必見です。
 『非州慈鯛』  『古代湖の世界』
この本は香港のアフリカンシクリッド本です。私が直接買った訳ではなく、以前親しかったショップのオーナーが買ってきてくれました。中身はというと、ほぼアクアマガジン7号の海賊状態です。よくこれだけ盗用できるものだというくらいの紙面です。まあこれを見て勉強するというよりは、コレクションの意味合いが大きいですね。 この資料は1997に琵琶湖博物館において開催された企画展「古代湖の世界」の解説資料です。企画展期間には同博物館にて世界古代湖会議も開催され、各国から研究者が来日されたとのこと。当時は参加したいと思いながらも、結局行けなかったことを記憶しています。ちなみに2001年にも同様に会議が開催されています。この時はポスターだけいただきました。この書籍自体は、魚というより、各地の湖環境の現状を大まかに知ることができる資料というものです。


My Life With AFRICAN CICHLIDS ©1998-2009 ver.4.1